

零細企業で働いてきた。
未経験ITに行きたいけど、経験が薄く見えそうで不安。
この悩みは多いです。
結論から言うと、零細企業の経験は未経験ITで不利ではありません。
むしろ零細の方が、採用側に刺さる材料が出やすいです。
ただし、その材料は“普通に書く”と弱くなります。
「何でもやってた」を「運用と改善で回してた」に変換できるかが勝負です。
零細企業は人が少ない分、
属人化・混乱・手戻りが起きやすい環境です。
そこを回していたなら、未経験ITの入口職種で求められる力とかなり近いです。
重要:零細経験は「弱い」ではなく、
現場で回す再現性を説明しやすい側です。
零細経験が弱く見えるのは、だいたい書き方が原因です。
結論
零細経験は「幅広い」だけだと弱い。
「どう回して、どう改善して、どう安定させたか」まで言えた瞬間に強くなります。
| 零細でよくある経験 | IT側での評価ポイント(変換) |
|---|---|
| 担当範囲が広い | マルチタスク、優先順位、段取り |
| 手順が整っていない | 手順化、標準化、属人化解消 |
| トラブルが多い | 一次切り分け、例外対応、再発防止 |
| 社内外のやり取りが多い | 調整、認識合わせ、報連相 |
| 改善しないと回らない | 業務改善、テンプレ化、工数削減 |
コツ:「幅広い」を武器にするには、
優先順位と標準化の話を必ず入れる。
答えが1つでも出れば十分
未経験ITで強いのは、派手さより安定稼働の再現性です。
再現性エピソードの型
課題(混乱/手戻り/属人化)→ 行動(段取り/手順化/改善/共有)→ 結果(安定化)→ 学び(次も同じようにできる理由)
| 弱い例 | 強い例(未経験IT向け) |
|---|---|
| 事務を幅広く担当 | 複数業務を並行で回す中で、優先順位の基準を固定し、処理手順をチェックリスト化してミスと手戻りを減らした |
| 問い合わせ対応 | 問い合わせを分類し、必要確認を質問テンプレ化。対応履歴を要点→事実→次アクションで記録し、引き継ぎの抜け漏れを減らして運用を安定化 |
| 業務改善を実施 | 属人化していた作業を手順書に落とし、テンプレを整備。誰が対応しても同じ品質で回せる状態にして処理時間と混乱を削減 |
ポイント:数字がなくても「安定化」を言えると強いです。
例:手戻りが減った/引き継ぎが楽になった/対応のブレが減った。
面接では「零細=弱い」を気にするより、
人が少ない環境で回した再現性を出します。
面接テンプレ(90秒)
零細企業では担当範囲が広く、手順が整っていない業務も多かったため、優先順位を決めて回す力と、手順化して安定させる力が身につきました。
特に(課題)に対して(段取り/手順化/テンプレ整備/共有)を行い、(安定化した変化)を作りました。
ITでも、運用やサポートで「止めない」「混乱させない」動き方が重要だと理解しており、同じ進め方を活かせます。現在は(学習内容)を継続して(進捗/成果物)まで進めています。
| 入口の方向 | 刺さるポイント |
|---|---|
| 社内IT/情シス補助 | 幅広い対応、手順化、調整、運用 |
| ITサポート/ヘルプデスク | 切り分け、記録、報連相、例外対応 |
| 運用/監視 | 手順対応、安定稼働、再発防止 |
| PMO/事務(IT寄り) | 調整、資料整備、進行管理 |
ここが強い理由
零細の“何でも屋”経験は、入口職種で求められる運用・調整・改善に直結しやすいからです。
| 期間 | やること | ゴール |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 棚卸し(5質問)→再現性エピソード2つ作る | 書類の核が完成 |
| 4〜7日目 | 職務経歴書を“運用・改善”寄りに書き換え、面接90秒テンプレ固定 | 説明が崩れない |
| 8〜14日目 | 入口職種を絞って応募、反応が悪い箇所だけ微調整 | 通過率が上がる |
零細企業の経験は、弱点ではありません。
「何でも屋」を「運用と改善で回せる」に変換できれば、未経験ITではむしろ強くなります。