

未経験IT転職のポートフォリオは、気合いで大作を作るほど失敗しやすいです。
採用側が見たいのは「スゴい作品」より、この人は現場で伸びるかの根拠。
つまり、ポートフォリオの役割は「会話の起点」です。面接で説明できて、学習の再現性が伝われば十分。
ここでは、未経験でも最短で作れる最低ラインを、チェックリストとテンプレでまとめます。
作品を5個作るより、1作品を“説明できる状態”にする方が強いです。
最低ラインのゴール
この状態なら、未経験でも「会って確認したい」に寄せられます。
未経験だと、評価ポイントは意外とシンプルです。
よく見られるポイント
逆に、技術スタックを盛っても、説明が崩れると一気に弱く見えます。
未経験のポートフォリオは、これだけ揃えば成立します。
| 要素 | 最低ライン | なぜ必要? |
|---|---|---|
| 作品(アプリ/制作物) | 1〜2個(小さくて良い) | 学習の成果を“触れる形”にする |
| 公開URL | ブラウザで動く/見られる | 採用側が確認できる(時短) |
| README(説明書) | 目的・機能・工夫・使い方 | 説明力=現場適性の根拠になる |
これに加えて強いのは「改善の履歴(コミット)」「簡単なテスト/Lint」「画面キャプチャ」ですが、まずは3点セット優先です。
テーマで迷う人が多いので、未経験でも作りやすく、説明しやすい型を置きます。
おすすめテーマ例(作りやすい順)
大事なのは「流行の技術」より、自分が語れる題材です。
完璧を目指すと止まります。未経験は順番で勝ちます。
この流れなら、途中で詰まりにくく、面接で語れる材料も自然に増えます。
READMEは難しくありません。最低限はこの型でOKです。
READMEの最低ライン
■ 作品名(1行)
■ 目的(何の課題を解決する?)
■ 主な機能(3〜6個)
■ 使い方(操作手順を3ステップ程度)
■ 技術(フロント/バック/DBなどを簡潔に)
■ 工夫した点(2〜3個)
■ 苦労した点と改善(学びを書けると強い)
■ URL(動作確認できるリンク)
工夫した点の例
採用側は、こういう「配慮」と「改善」の痕跡を見て安心します。
同じ作品でも、職種で見せるポイントが少し変わります。
| 狙う職種 | 刺さりやすい見せ方 | 最低限入れると良い要素 |
|---|---|---|
| 開発(Web/アプリ) | 機能が動く+工夫が説明できる | 公開URL、README、画面キャプチャ |
| QA/テスター | 品質への意識(確認・想定) | テスト観点メモ、バグ想定、例外処理 |
| インフラ/運用 | 手順化・再現性(運用できる) | セットアップ手順、構成図(簡単でOK) |
| 社内SE/ITサポート | 課題整理と説明力 | 目的の明確さ、ユーザー目線の導線 |
未経験の場合、「作品が必要か不安」になりがちですが、作品は“説明の材料”になります。作る価値はあります。
逆に、動いて・説明できて・改善が見えるだけで、未経験でも印象は上がります。
30秒説明の型
この状態になれば、ポートフォリオは「見せるための作品」ではなく、面接を前に進める武器になります。