

事務から未経験ITへ行きたい。
でも不安になるのが、ここだと思います。
「事務ってITと関係ない?」「アピールできることがない…」
結論から言うと、事務経験は未経験ITでかなり評価されます。
ただし条件があります。
“事務作業をしていました”で終わらせず、ITの現場で通用する形に変換して見せることです。
ITの仕事は「コードを書く」だけではなく、実際は情報を整理して、関係者と調整して、手順で回す場面が多いです。
事務の強みは、まさにここに刺さります。
重要:採用側が欲しいのは「未経験でも現場が回る人」です。
事務経験は、ここを証明しやすい。
同じ経験でも、書き方で評価が変わります。よくある“弱い書き方”はこれです。
結論
事務経験は、「品質を安定させた」「手順を作った」「調整で止めなかった」に変換できた瞬間に強くなります。
まずは、事務の経験をITの言葉に変換しておきます。
| 事務でよくある経験 | IT側での評価ポイント(変換) |
|---|---|
| データ入力・管理 | データ品質、チェック手順、運用ルール、ミス削減 |
| 請求・見積・発注 | 業務フロー理解、例外処理、締め切り管理、関係者調整 |
| 資料作成 | ドキュメント化、分かりやすい整理、共有・標準化 |
| 電話・メール対応 | 一次切り分け、ヒアリング、要点整理、エスカレーション |
| 社内調整(依頼・確認) | ステークホルダー調整、進捗管理、認識合わせ |
コツ:“作業”ではなく、運用・品質・調整として語るだけで一気にIT寄りになります。
「アピールがない」と感じる人ほど、次の質問が効きます。
答えが1つでも出れば十分
未経験ITで強いのは、派手な成果より「現場を安定させる動き」です。
事務経験を強く見せるには、以下の型が鉄板です。
再現性エピソードの型
課題(困りごと)→ 行動(手順化/改善/共有)→ 結果(変化)→ 学び(次も同じようにできる理由)
| 弱い例 | 強い例(IT向け) |
|---|---|
| 請求書を作成 | 請求処理でミスが出やすい箇所を洗い出し、チェック順を固定して運用化。手戻りを減らし締め処理を安定化 |
| 問い合わせ対応 | よくある問い合わせを分類し、一次回答テンプレとエスカレーション基準を整備。対応のブレを減らして処理速度を安定化 |
| 資料作成 | 社内手順をドキュメント化し、誰でも同じ手順で進められる状態に。引き継ぎ負荷を軽減 |
ポイント:数字がなくても「変化」が書ければOKです。
例:ミスが減った/確認が早くなった/引き継ぎが楽になった/問い合わせが迷子にならなくなった。
面接は「事務をしていました」より、ITの現場でどう動けるかに寄せた方が通ります。
面接テンプレ(90秒)
事務では、正確性と段取りを意識して業務を回してきました。特に(課題)に対して(手順化/改善/共有)を行い、(変化)を作りました。
この経験から、情報を整理し、関係者と認識を合わせ、手順で品質を安定させることの重要性を学びました。
ITの現場でも、一次切り分けやドキュメント化、運用改善でチームに貢献できると考えています。現在は(学習内容)を継続し、(進捗/成果物)まで進めています。
事務経験は、入口の選び方で一気に有利になります。
| 入口の方向 | 事務経験が活きる点 |
|---|---|
| ITサポート/ヘルプデスク | ヒアリング、一次切り分け、記録、エスカレーション |
| 社内IT/情報システム補助 | 運用、手順化、社内調整、ドキュメント |
| QA/テスター | 正確性、チェック、手順遵守、報告の型 |
| IT事務/PMO補助 | 進捗管理、資料整理、関係者調整、会議運営 |
ここを狙うと強い理由
“現場を回す力”が評価されやすく、事務経験の再現性がそのまま刺さるからです。
| 期間 | やること | ゴール |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 棚卸し(5質問)→再現性エピソードを2つ作る | 書類の核が完成 |
| 4〜7日目 | 職務経歴書に反映→面接90秒テンプレを固定 | 説明が崩れない |
| 8〜14日目 | 入口職種を絞って応募開始(反応で微調整) | 通過率を上げる |
事務からITは、才能勝負ではなく「見せ方」と「入口選び」で決まります。
評価される形に変換して、応募の精度を上げる方が早いです。