実績がないと未経験IT転職は不利?“再現性”で語る職務経歴書テンプレ

実績がないと未経験IT転職は不利?“再現性”で語る職務経歴書テンプレ

実績がない人が落ちるのは「成果がない」からではなく、採用側が“任せていい根拠”を見つけられないから。未経験でも通る「再現性」の作り方、職務経歴書の書き方、面接での言い方をテンプレ化します。

実績がない|“再現性”で語るテンプレ

未経験ITに挑戦したいのに、胸を張れる実績がない。

この不安、かなり多いです。

でも結論から言うと、未経験の採用で見られているのは「派手な実績」ではありません。

採用側が欲しいのは“この人に任せたら、現場でちゃんと伸びるか”の根拠です。

その根拠は、実績ではなく再現性で作れます。

「実績がない」と感じる人が落ちる本当の理由

実績がないこと自体は問題ではありません。問題は、書類や面接でこう見えてしまうことです。

  • 何を任せたらいいか分からない(役割の想像がつかない)
  • 伸び方が想像できない(学び方・改善の仕方が見えない)
  • 続くか不安(継続の証拠がない)

つまり、必要なのは「成果」ではなく「根拠」です。

その根拠を、再現性として見せれば通ります。

再現性とは?未経験でも評価される“仕事の型”

再現性は、簡単に言うと「どの職場でも通用する動き方」です。

ITは結局、チームで課題を解いて、仕組みで回す仕事なので、ここが強い人は伸びます。

再現性の要素 具体例(今の仕事でも拾える)
整理 状況を分解して、優先順位をつける
改善 ミス・手戻りを減らす工夫をする
標準化 チェックリスト・テンプレ化して共有する
相談 詰まる前に報告・相談して止まらない
継続 学習や改善を習慣で回せる

実績がなくても、この要素が1〜2個しっかり語れれば、採用側は「現場で伸びる」と判断できます。

棚卸しは“5つの質問”だけでOK

実績がない人は、経験がないのではなく、言語化していないだけのことが多いです。

次の5つで棚卸ししてください。

  • 最近、ミスや手戻りを減らすために工夫したことは?
  • 作業を早く・正確にするために変えたことは?
  • 新人や周りが楽になるように共有したことは?
  • 困りごとを分解して解決した経験は?
  • 続けるために習慣化したことは?

答えが1つでも出れば材料は十分です。

それを“型”に当てはめて文章化します。

職務経歴書の書き方:実績の代わりに「再現性」を見せる

職務経歴書は、派手な成果より「仕事の進め方」が刺さります。

以下の型で書くと、実績が弱くても強く見えます。

再現性エピソードの型

課題(困っていたこと)→ 行動(工夫・改善)→ 結果(変化)→ 学び(次も同じようにできる理由)

弱い例 強い例(再現性)
接客をしました 問い合わせ内容を分類し、よくあるパターンをテンプレ化して一次対応を安定化。状況整理→優先順位→引き継ぎの流れを習慣化
事務をしました 入力ミスを減らすためにチェック手順を見直し、確認の順番を固定。手戻りが出にくい運用に改善
倉庫作業をしました 検品の抜け漏れが起きる原因を分解し、チェックリスト化して共有。新人でも同じ品質で回る状態に

ポイント

数字がなくても「変化」が言えればOKです(例:ミスが減った、確認が早くなった、引き継ぎが楽になった)。

面接で刺さる言い方:「実績」ではなく「伸び方」を語る

面接官が聞きたいのは「何をしたか」以上に、「どう伸びるか」です。

だから、次のテンプレで話すと一気に通りやすくなります。

面接テンプレ(実績が薄い人向け)

大きな成果はまだありませんが、現職では(改善・標準化・相談)を意識して仕事の質を上げてきました。

具体的には(エピソード)で、(変化)を出しました。

この進め方はITの現場でも、課題整理→手順化→共有という形で再現できると考えています。

現在は(学習内容)を(週◯時間)継続し、(成果物/進捗)まで進めています。

「実績がない」を先に認めた上で、再現性と学習で押し返す。これが強いです。

実績がない人ほど効く“追加の武器”

  • 学習の継続:週何時間・何をやっているかを言える
  • 成果物:小さくても完成している(途中より強い)
  • 職種の解像度:入口職種の理由が説明できる

採用側の納得が一気に進む流れ

再現性(伸びる)+継続(続く)+解像度(ミスマッチしない)

最短で整える:1週間で“再現性エピソード”を作る

日程 やること
1〜2日目 棚卸し(5つの質問)→材料を3つ出す
3〜4日目 再現性の型(課題→行動→結果→学び)で文章化
5〜6日目 面接テンプレで声に出して90秒に収める
7日目 職務経歴書に反映して応募開始

実績がない人は、実績を作ってから動こうとして時間を失いがちです。

でも勝ち筋は「再現性で通す」→「入社後に伸ばす」です。

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