

未経験でIT転職を考えると、開発が不安な人ほど気になるのがQAです。
「QA(テスト)から入るのはどうなんだろう?」
コードに自信がなくても入れる?将来詰まない?現実としてアリなのか知りたい。
結論
QAから入るのは現実的です。未経験でも評価されやすいポイントがあり、入口として強い。ただし「QAで何を積むか」と「次にどう寄せるか」を決めないと、遠回りにもなります。
QA(Quality Assurance)は品質を担保する役割で、未経験が思うより幅があります。
QAの強み
コードが書けなくても、観点整理と報告の精度で勝てます。未経験が入りやすい理由のひとつです。
未経験が「最短で入りやすい入口」は、ITサポートとQAが強いです。QAが現実的な理由はこれ。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 成果物のハードルが低い | 大作アプリより、テストケースや報告の型で評価される |
| 未経験でも“仕事っぽい”動きが出せる | 再現手順、記録、共有などは未経験でも作れる |
| 伸びる根拠を示しやすい | 改善ログが残る(観点が増える、報告が精緻になる) |
つまり
QAは「才能」より「型」で戦える領域が多く、未経験の入口として強いです。
QAは入口として強いですが、注意点もあります。
結論
QAで詰むのは、能力ではなく「積み上げ方」の問題です。最初から“資産化”する積み方にしておくと強いです。
QA経験を資産にするには、この3点セットです。
| 積むもの | 具体 | 次に効く理由 |
|---|---|---|
| 観点 | 正常/異常/境界、入力条件、例外 | 仕事の“設計力”が出る |
| 報告 | 再現手順、期待結果、実際結果、証跡 | 共有の精度が評価される |
| 改善 | 不具合傾向、再発防止、手順の標準化 | 伸びる根拠が作れる |
ここが強い
未経験でも、テストケースとバグ報告の型が整っているだけで「現場でやれそう」に見えます。
応募前に作れる、QA向けの材料を置きます。ここから始めると早いです。
最短セット
| バグ報告テンプレ(型) |
1) 概要:〜 2) 環境:OS/ブラウザ/端末など 3) 再現手順:1… 2… 3… 4) 期待結果:〜 5) 実際結果:〜(証跡:画像/ログ) 6) 補足:再現率、条件など |
|---|
面接での言い方(例)
「検証は観点(正常/異常/境界)を先に固定してテストケースを作ります。報告も再現手順・期待結果・実際結果をテンプレ化し、曖昧さを減らして共有できます。」
QAで経験を積んだ後、どこへ寄せるかで選び方が変わります。
| 寄せたい方向 | QAで意識すること |
|---|---|
| 開発寄り | テスト自動化やツール、原因の仮説立てを強化 |
| インフラ寄り | 環境差分、ログ、再現条件の切り分けを強化 |
| 品質/上流寄り | 仕様の曖昧さを潰す、観点設計を強化 |
最短の考え方
QAに入る前に「次はどっちへ寄せたいか」を仮でいいので決める。これで、日々の経験が資産になります。
| 向く | 向かないと感じやすい |
|---|---|
|
|
もし不安なら
「細かい作業が嫌」より「細かい作業ができない」のほうが危険です。QAは丁寧さが武器なので、苦痛が強いならITサポート寄りも検討すると安全です。
詰むかどうかは「積み上げ方」で決まります。
観点・報告・改善の3点セットを積み、次に寄せたい方向を意識すれば、QA経験は強い資産になります。
入口としては大丈夫です。まずは型で戦えます。
ただし開発に寄せたいなら、後から触る領域を固定して伸ばすのが現実的です。
対人対応が苦じゃなく、相談整理が得意ならITサポート。
手順と記録が得意で、観点整理が好きならQA。自分の作業の好みで決めるのが早いです。
まとめ