

未経験でIT転職をする時に、ほぼ全員が一度は迷うのが「資格って必要?」問題です。
結論から言うと、資格がないと詰むわけではありません。
ただし、資格があることで書類が通りやすくなるケースは確実にあります。
なのでこのページでは、精神論ではなく「どんな時に資格が効くのか」「取るなら何が効くのか」を、未経験向けに現実ベースで整理します。
資格が効く場面:書類が弱い/職種の方向性がブレている/未経験枠の足切りがある
資格が効きにくい場面:応募職種に関係ない資格を並べる/学習の中身が説明できない
| 比較軸 | 資格なし | 資格あり |
|---|---|---|
| 書類の通過 | 職歴・学習の説明が弱いと落ちやすい | 最低限の知識・努力の証拠として通りやすいことがある |
| 評価ポイント | 継続学習の証拠/前職の翻訳/面接での説明力 | 加えて「体系的に学んだ」印象が出る |
| 落ちやすい理由 | 学習の中身が薄い・説明が崩れる | 資格だけで中身がない(話せない)と逆に弱い |
| 強みになる形 | 学習ログ+応募職種の理解が深い | 資格+学習ログ+「現場でどう使うか」の説明ができる |
ポイント:資格は「持っている」だけでは強くありません。何を学び、どう使うかまで言えた瞬間に武器になります。
目安:応募しても面接に進めないなら、資格は“テコ入れ”としてかなり有効です。
大事:資格は“行動している感”が出やすいので、動けない不安の逃げ先になりがちです。応募が止まるなら本末転倒です。
資格は「何でもいい」ではなく、狙う職種とセットで選ぶのが最短です。
| 狙い | 効きやすい資格の方向 | 使い方(通すコツ) |
|---|---|---|
| まず基礎を示したい | IT基礎(入門〜基礎) | 用語を暗記ではなく「自分の言葉で説明」できるようにする |
| インフラ/ネットワーク寄り | ネットワーク・OS・クラウド基礎 | 構成図・手順・トラブル時の切り分けを言えるようにする |
| 開発寄り | 基礎+小さく作る | 資格より「学習→実装→説明」のセットで評価されやすい |
| QA/運用/サポート寄り | 基礎+業務理解 | 切り分け・手順化・報告の型を前職経験とセットで出す |
選び方の結論:未経験は「難しい資格」より、応募職種に直結する“説明しやすい資格”の方が通りやすいです。
資格の価値は、面接での一言で決まります。おすすめはこの型です。
テンプレ:「資格を取った目的」→「学んだ範囲」→「仕事でどう使うか」→「今後の伸ばし方」
| 例 | 言い方 |
|---|---|
| 基礎資格 | 「未経験なので用語暗記ではなく、仕組みを理解するために体系的に学びました。現場では用語の共通言語が必要になるので、理解の土台として活かします」 |
| インフラ寄り | 「ネットワークの基礎を学んだ上で、構成・切り分けの考え方を身につけました。障害時に何から確認するかの順番を説明できます」 |
コツ:資格を“結果”として見せるのではなく、学び方(再現性)として見せると強くなります。
| 質問 | 答え |
|---|---|
| 資格がないと落ちますか? | 落ちる理由は資格より「中身が弱い」ことが多いです。ただ、書類が弱い人は資格で通りやすくなることがあります。 |
| 難しい資格を取れば有利? | 難易度より「応募職種との一致」と「説明できるか」です。難しくても説明できないと弱いです。 |
| 資格と応募はどっちが先? | 基本は並行がおすすめです。応募して反応を見つつ、資格で弱点を補強すると最短で進みます。 |
まとめ:資格は“安心材料”ではなく、通過率を上げるための補助輪として使うのが一番強いです。
面接に進めない:応募職種に合う資格で「最低限の土台」を作る
面接はあるが落ちる:資格より「説明の型」「前職の翻訳」「学習の具体」に寄せる
そもそも応募が少ない:資格より先に応募して市場の反応を取る