

未経験IT転職の面接でいちばん怖いのが、技術質問。
「何を聞かれるんだろう」「答えられなかったら終わりかも」と思うと、準備の手が止まりやすいですよね。
でも実は、未経験に対する技術質問は“何でもかんでも”ではありません。
面接官が見たいのは、知識量より考え方と学び方です。
だからこそ、聞かれる範囲を固定して準備すると、一気に安心感が出ます。
つまり「難問に即答できる人」より、現場で伸びる人を探しています。
未経験の技術質問は、ほぼこの3カテゴリに収まります。
この枠で準備すると、守備範囲が一気に見えるようになります。
| 箱 | 質問の狙い | 例 |
|---|---|---|
| ①基礎(用語・概念) | 最低限の理解があるか | HTTP/HTTPS、IP、DNS、Cookie、DBの違い |
| ②経験(学習・制作物) | やったことを説明できるか | ポートフォリオの技術、工夫、詰まった点と解決 |
| ③思考(切り分け・改善) | 現場で考えて動けるか | エラー時にどう調べる?原因をどう絞る? |
志望職種が決まっているなら、範囲はもっと絞れます。
以下の“よく出るテーマ”だけを先に固めるのが効率的です。
| 志望 | 頻出テーマ |
|---|---|
| ITサポート / ヘルプデスク | PC基本、ネットワーク基礎、トラブルの切り分け、手順化、説明の仕方 |
| インフラ / 運用監視 | ネットワーク基礎、Linux基礎、監視の考え方、障害対応の流れ、ログの見方 |
| QA / テスト | テスト観点、再現手順、バグ報告、優先度、原因の切り分け |
| 開発(学習中) | 言語/フレームワークの基礎、HTTP、DB、Git、設計の意図、例外処理 |
| Webデザイン | 情報設計、導線、アクセシビリティ基礎、制作意図、改善案 |
答え方も型にしてしまうとラクです。難しい説明は不要です。
まずは短く筋を通します。
たとえば「HTTPとHTTPSの違い」を聞かれたら、次のように組みます。
(結論)HTTPSは通信内容を暗号化して安全性を高めたものです。
(理由)第三者に内容を見られたり改ざんされたりするリスクを減らせるためです。
(具体例)学習では、ログインやフォーム送信のように情報を扱う場面ではHTTPSが前提だと理解しています。
未経験で一番もったいないのは、分からない時に焦ってごまかすことです。
分からない時は、次の順番で返すと印象が崩れにくいです。
| 順番 | 言うこと | 例 |
|---|---|---|
| ①現時点の理解 | 分かっている範囲を短く | 「◯◯は△△という理解です」 |
| ②不確かな点 | どこが曖昧かを明確に | 「□□の条件までは自信がありません」 |
| ③確認手順 | どう調べ、どう確かめるか | 「公式ドキュメント→検証→メモ化します」 |
志望職種がまだ揺れていても、まずはこの10問だけ固めると安心です。
すべて“浅くでOK”なので、短い答えを用意しましょう。
技術質問の準備で疲れる原因は、完璧に覚えようとすることです。
おすすめは、各質問を3行メモにしておく方法です。
| 行 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| 1行目 | 結論 | 「DNSは名前をIPに変える」 |
| 2行目 | 理由 | 「人が覚えやすいドメインでアクセスするため」 |
| 3行目 | 具体例 | 「example.com→IPを引いて接続」 |
技術質問は、広く構えすぎると不安が増えます。
範囲を固定して、答え方を型にする。これだけで、未経験でも落ち着いて受け答えできるようになります。