

未経験でIT転職を考えるとき、地味に重い不安がこれです。
「数学が苦手なんだけど、ITって大丈夫?」
結論から言うと、数学が苦手でもITは全然いけます。
ただし、職種の選び方を間違えると「思ってたより数学っぽい…」となって詰みやすい。
この記事で分かること
ITの仕事は「数学ができる人だけの世界」ではありません。
現場で求められるのは、次のような力のほうが多いです。
ポイント
数学の代わりに必要なのは論理的に整理する力です。これは「数学の成績」と別物で、やり方で伸びます。
まず、数学が苦手でも困りにくい“入口”を明確にします。
| 職種 | 数学の必要度 | 向いている理由 | 評価されるポイント |
|---|---|---|---|
| ITサポート / ヘルプデスク | 低 | 切り分け・説明・対応力が主役 | 原因の切り分け、文章での報告 |
| QA(テスト) | 低 | 確認・再現・観点が主役 | テスト観点、バグ報告の質 |
| Web制作(フロント寄り) | 低〜中 | 見た目・使いやすさ・実装が中心 | 成果物、改善ログ、説明力 |
| 社内SE(入口) | 低 | 業務理解・調整・改善が主役 | 現場の課題整理、改善提案 |
迷ったらここから
数学が苦手なら、まずはITサポート / QA / 社内SE入口が現実的に強いです。IT業界に入って経験を積むと、次の選択肢が増えます。
次に、「数学が苦手」だとハードに感じやすい領域を正直に分けます。
| 職種/領域 | 数学が出やすい理由 | 対策 |
|---|---|---|
| 機械学習/データサイエンス | 統計・線形代数の概念が出やすい | まずは分析補助やBIなど“入口”から |
| アルゴリズム重視の開発 | 計算量・数学的発想が問われやすい | まずはWeb系で実務経験→必要分だけ強化 |
| 3D/ゲーム(領域による) | ベクトル・行列が絡むことがある | 2D/UI寄りから入るなど領域を選ぶ |
| 高度な画像処理/信号処理 | 数式ベースの理解が必要になりやすい | 未経験の入口としては避けるのが無難 |
誤解しないでほしい点
これらが「無理」ではありません。ただ、未経験の入口としては難易度が上がりやすいので、最短で決めたいなら最初から突っ込まないほうが安全です。
数学の得意不得意より、現場で効くのは次の習慣です。
要するに
数学が苦手でも、切り分け→試す→直すができる人は伸びます。これは数学の成績と別軸です。
ここからは、具体的な進め方です。迷いを減らし、最短で応募できる形を作ります。
迷いが長引く人は、職種が決まっていません。
数学が苦手なら、まずは次のどれかで仮決めでOKです。
数学が苦手な人ほど、学習が不安で発散します。
だから先に成果物を決めます。
| 職種 | 最短の成果物 |
|---|---|
| ITサポート | 切り分け事例メモ10本(原因→確認→対処) |
| QA | テストケース10本+バグ報告テンプレ3本 |
| Web制作 | 1ページ制作+改善ログ(使いやすさ改善) |
成果物の意味
採用側は「数学ができるか」より「仕事のイメージが湧くか」を見ます。成果物があると、評価の土台ができます。
不安が消えない理由は、基準が見えないからです。
少数でいいので応募すると、企業が何を見ているかが分かって、やることが減ります。
落ちたら一点だけ直す
書類なら「職種の一貫性」か「成果物の見せ方」。面接なら「説明の型」。改善点を一点に絞ると、メンタルも崩れません。
プログラミングは数学というより、手順を正確に書く作業です。
一部領域(機械学習・画像処理など)では数学が出ますが、Webや業務系では数学が壁になるケースは少ないです。
論理力は才能というより、型で作れます。
結論→理由→具体例の順で話す、切り分けの順番を固定する。これだけで面接も実務も安定します。
インフラは数学より、用語・仕組み・切り分けのほうが主役です。
ただ、未経験の入口としては「働き方(夜勤など)」の条件が合うかを先に確認したほうが安心です。
まとめ