

大学を中退したけど、未経験でIT転職ってできるのかな。
ここが不安で動けない人は多いです。
結論から言うと、中退=即終了ではありません。
ただし、通る人と落ちる人の差ははっきりしています。
採用側が見ているのは学歴そのものより、
「働き続けられるか」「学び続けられるか」「説明が破綻しないか」です。
中退の理由が何であれ、採用側が警戒するのは主にこの3つです。
ポイント:中退の理由を完璧に「正当化」する必要はありません。
それより上の3つの不安を潰す材料を用意できるかが勝負です。
未経験ITの採用は、ざっくり次の3点で判断されます。
| 見られる点 | 採用側の本音 | こちらの作り方 |
|---|---|---|
| 継続性 | 入社後に投げ出さない? | 生活の安定・働いた実績・行動の一貫性 |
| 学習の再現性 | 未経験でも伸びる? | 学習の記録・成果物・やり切りの証拠 |
| チーム適応 | 現場が回る? | 相談・報連相・指示を受ける力の具体例 |
結論
中退は「弱点」になり得ますが、上の3点を証拠で補強できると、採用側は普通に前へ進めます。
面接の鉄則:中退理由より、その後に何を積み上げたかで信頼が決まります。
中退の説明は、短く、構造で話すのが一番強いです。
30秒版(要点だけ)
大学は(理由)で中退しましたが、その後は(働く/生活を整える)を優先して継続し、並行してIT学習を(期間)続けています。学習は(成果物/記録)まで形にしており、未経験でも学び続けて伸びる動き方ができます。
90秒版(面接の基本形)
大学は(理由)で中退しました。ただ、中退自体を正当化したいというより、そこからの行動で信頼を作ることを意識してきました。
その後は(働く/生活基盤)を整え、継続して(職種/業務)に取り組みました。同時に未経験からでも積み上げられるよう、IT学習を(期間)継続し、(成果物/学習記録)まで形にしています。
中退で不安に思われやすい継続性については(継続して働いた事実・生活の安定)で、学習面は(記録と成果物)で、チーム適応は(相談・報連相の具体例)で示せます。未経験でも学び続けて貢献できる形で準備してきました。
中退の場合、書類は「安心材料の密度」で差がつきます。
| 補強したい点 | 入れたい要素 | 例 |
|---|---|---|
| 継続性 | 働いた実績・生活の安定 | 一定期間の就業、シフト継続、役割継続 |
| 学習の再現性 | 学習の記録・成果物 | 学習ログ、簡単な制作物、改善の履歴 |
| チーム適応 | 相談・共有の具体例 | 引き継ぎ、手順化、報連相、クレーム収束 |
コツ:「やりました」より何を、どんな順番で、どこまでを短く入れると信用が乗ります。
実務がITでなくても、書き方はこれで通せます。
再現性エピソードの型
課題(困りごと)→ 行動(整理/手順化/改善/共有)→ 結果(安定化)→ 学び(次も同じようにできる理由)
| 弱い例 | 強い例(未経験IT向け) |
|---|---|
| 接客をしていました | 問い合わせを分類し、必要確認をテンプレ化して一次対応を安定化。引き継ぎの抜け漏れを減らすため、記録の型を整えた |
| 事務をしていました | 手戻りが出やすい箇所を洗い出し、チェック手順を固定して運用化。ミスを減らして締め処理を安定化 |
| アルバイトでした | 新人が詰まるポイントを整理し、手順書とチェックリストを作成。誰でも同じ品質で回せる状態に整備 |
ポイント
中退の不安は「継続性がないかも」という想像です。
だからこそ、書類は安定して回せる人の証拠を置きに行くのが強いです。
未経験の入口は、最初から開発一本に絞りすぎると難易度が上がりやすいです。
中退の人ほど「入口職種」で通しやすくなります。
| 入口の方向 | 通りやすい理由 |
|---|---|
| ITサポート/ヘルプデスク | 切り分け・記録・報連相が評価される |
| 社内IT/情シス補助 | 運用・手順化・調整が評価される |
| QA/テスター | 手順遵守・チェック・報告が評価される |
| 運用/監視 | 手順対応・エスカレーションが評価される |
ここが強い理由:学歴より「現場で回るか」を見やすい入口だからです。
| 期間 | やること | ゴール |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 中退説明(30秒/90秒)を固定、棚卸しで再現性エピソードを2つ作る | 面接で詰まらない |
| 4〜7日目 | 職務経歴書を“運用・改善”寄りに書き換え、学習記録を1枚に整理 | 書類の安心材料が揃う |
| 8〜14日目 | 入口職種を絞って応募、反応が悪い箇所だけ微調整 | 通過率を上げる |
中退は、隠すものではなく、
「その後の行動で信頼を作れるか」に変換するテーマです。
説明テンプレと証拠の置き方さえ整えれば、未経験ITでも十分に戦えます。