

未経験IT転職の自己PRで悩む人は多いですが、結論から言うと「経験がないから書けない」のではありません。
多くの場合、自己PRの型を知らないだけです。
採用側が見ているのは“華やかな実績”より、入社後に伸びる再現性。ここを押さえると、経験ゼロでも刺さります。
このページでは、未経験でもそのまま使える自己PRの型・テンプレ・例文を用意します。
自己PRで落ちる人は、強みを「言って終わり」にしてしまいがちです。
未経験で評価されるのは、次の3点が揃っているかです。
採用側が自己PRで見ている3点
この3点が揃うと、「未経験だけど会ってみたい」に寄せられます。
未経験の自己PRは、まずこの型に当ててください。8割はこれで通ります。
自己PRテンプレ(そのまま使える)
①結論:私の強みは(継続力/改善力/段取り力/学習力)です。
②根拠:前職(または学業)で(状況)に対して(工夫)を行い、(成果)を出しました。
③再現:この強みはITの現場でも(例:要件整理→実装→改善、品質担保、手順化)に活かせます。入社後はまず(入口の役割)で確実に成果を出し、(半年〜1年の伸ばし方)へ広げます。
「強み」を盛るより、根拠と再現を丁寧にするほうが強いです。
具体例が弱い人は、出来事を思い出せていないだけです。
STARで整理すると、短くても伝わります。
| 要素 | 意味 | 例(短く) |
|---|---|---|
| S | 状況 | 問い合わせが多く、対応が遅れていた |
| T | 課題 | 対応品質を落とさずスピードを上げる必要があった |
| A | 行動 | 手順化・テンプレ化・優先順位ルールを作った |
| R | 結果 | 平均対応時間を30%短縮/ミスを半減 |
数字がなくてもOKです。「件数」「時間」「ミス回数」「処理量」など、測れる形に寄せると強くなります。
未経験は、背伸びした強みより「現場で効く強み」を選ぶのが安全です。
| 強み | 伝わる意味 | ITへの接続(言い換え例) |
|---|---|---|
| 継続力 | 積み上げられる | 学習・改善を習慣化し、品質と速度を上げる |
| 改善力 | ミスや非効率を潰せる | 手順化・チェック化で再発を防ぐ |
| 段取り力 | タスクを崩さず進める | 優先順位を決め、期限内に確実に進める |
| 品質意識 | 丁寧で事故が少ない | テスト観点、例外想定、確認を標準化する |
| 説明力 | 相手に伝えられる | 要件整理、認識合わせ、ドキュメント化ができる |
「コミュ力」だけだと弱いので、何ができるかに分解して語るのがコツです。
同じ強みでも、職種で言い方を少し変えると刺さりやすくなります。
「まず形にする」ための例文です。あなたの状況に合わせて括弧を置き換えてください。
例文1:継続力(どの職種でも強い)
私の強みは継続力です。前職では(業務)において、日々の改善を積み上げることで(成果:ミス削減/処理量増など)を実現しました。
IT転職に向けても、(学習内容)を(期間)継続し、(成果物/学習ログ)としてアウトプットしています。入社後も継続力を活かし、まずは(入口の役割)で確実に成果を出しながら、学びを積み上げて早期に戦力化します。
例文2:改善力(開発・社内SEに刺さる)
私の強みは改善力です。前職では(手順が属人化していた/ミスが多かった等)の課題に対し、(手順化/テンプレ化/チェックリスト化)を行い、(時間短縮/ミス削減)につなげました。
ITでも、動いたものを作って終わりにせず、改善を回して品質と使いやすさを上げる姿勢に活かせます。入社後は(入口の役割)から着実にキャッチアップし、(半年〜1年での方向性)へ伸ばします。
例文3:品質意識(QA/テスターに刺さる)
私の強みは品質意識です。前職では(ミスが許されない業務/確認が重要な業務)で、(ダブルチェック/ルール化/再発防止)を徹底し、(事故ゼロ/ミス半減)を実現しました。
QA業務でも、仕様を整理し、観点を洗い出して検証を進めることに再現性を発揮できます。入社後はまず(テスト実行/テスト設計補助など)から確実に成果を出し、徐々に観点設計や改善提案まで広げます。
自己PRは長文を覚えるより、短く言えるほうが強いです。
30秒版(結論→根拠→再現)
「私の強みは(強み)です。前職で(具体例)により(成果)を出しました。この強みはITでも(活かし方)に再現できるため、入社後は(入口)から確実に成果を出します。」
1分版(30秒版+補足)
「加えて、現在は(学習内容)を(期間)継続し、(成果物/改善点)まで取り組んでいます。」
これが言えるだけで、面接の安定感が上がります。
ここまで整えば、自己PRは「不安要素」ではなく、未経験でも勝てる武器になります。