何を勉強すればいいか分からない|職種別に最短で決める

何を勉強すればいいか分からない|職種別に最短で決める

未経験IT転職の勉強は「何を学ぶか」より先に「どの職種で勝つか」を仮決めすると一気に迷いが消えます。職種別に“最短で評価される学習”だけを固定し、遠回りを止める手順を解説。

何を勉強すればいいか分からない|職種別に最短で決める

未経験でIT転職を目指すとき、最初に詰まるのがこれです。

「結局、何を勉強すればいいの?」

調べれば調べるほど、言語・フレームワーク・資格・スクール…選択肢が増えて、逆に動けなくなる。

結論

迷いを止めるコツは、職種を“仮決め”して学習範囲を固定することです。完璧に決めなくてOK。まずは「最短で評価される形」まで一直線に作ります。

まずこれだけ:迷いを終わらせる“決め方”は2ステップ

  1. 職種を仮決め(入口を決める)
  2. その職種で評価される“成果物”を先に決める(学習のゴールを固定)

学習は「知識を増やす」より、採用側が安心できる材料を揃えるゲームです。

ここが重要

「何を勉強するか」が先だと必ず発散します。職種 → 成果物 → 学習の順にすると、やることが勝手に絞れます。

職種別:最短で決める“学ぶこと”一覧

まずは一覧で全体像を掴んでください。あなたは、いま最短でどれを狙うか。

職種(入口) 最短で評価されるもの 最初に学ぶこと(固定)
フロントエンド(Web系) 動くWebページ+改善ログ HTML / CSS / JavaScript + GitHub
バックエンド(Web系) 小さなAPI+DB連携の説明 Python or Java + SQL + HTTPの基礎
QA(テスト) テスト観点・バグ報告の質 テスト設計の基礎 + 仕様理解 + 報告テンプレ
インフラ Linux操作+ネットワーク説明 Linux基礎 + ネットワーク基礎 + クラウド触る
ITサポート / 社内SE 切り分け力(再現・原因・対処) PC/ネットワーク基礎 + 問題切り分け + 文章力
Webデザイナー 作品+意図説明(目的→設計) デザイン基礎 + Figma + バナー/LPの型

迷ったらこう決める

  • 「作る」ことが好き → フロント / バック
  • 「支える」ことが得意 → ITサポート / 社内SE
  • 「確認・改善」が得意 → QA
  • 「仕組み・環境」に興味 → インフラ
  • 「見た目と伝わり方」に興味 → Webデザイン

共通の土台:どの職種でも“最低限”必要な基礎

職種が違っても、未経験が評価される土台は共通です。

ここを薄くでも押さえると、学習が“点”ではなく“線”になります。

  • Gitの考え方:変更を残す、戻せる、共有できる
  • Webの流れ:ブラウザ → 通信 → サーバ → 返す
  • 用語の地図:API / DB / サーバ / クラウドの関係
  • 説明力:何をやって、何ができて、何を学んだか

コツ

基礎を完璧に理解してから次へ…は不要です。「使いながら理解」で十分。未経験の段階では、深さより一貫性が刺さります。

職種別:最短ロードマップ(最初の2週間で形にする)

「やること」をさらに具体化します。2週間で“語れる形”まで持っていきます。

フロントエンド(Web系)

最短ゴール 簡単なWebページを公開し、改善点を3つ説明できる
1週目 HTML/CSSで1ページ作る → GitHubに置く
2週目 JavaScriptで1機能追加(フォーム/タブ/検索など)→ 改善ログを書く

評価される言い方

「作りました」より「使いやすさのために○○を改善しました」が強い。

バックエンド(Web系)

最短ゴール 小さなAPIを作り、DBと繋がる流れを説明できる
1週目 言語を1つに固定(Python/Javaなど)→ APIの基礎を触る
2週目 SQLで簡単なCRUD → APIから呼ぶ → READMEに手順を書く

迷い止め

言語は「将来性」より続けられる一本でOK。一本に固定した人から強くなります。

QA(テスト)

最短ゴール テスト観点とバグ報告を“テンプレ化”して提出できる
1週目 テストの種類(単体/結合/受入)と観点(正常/異常/境界)を理解
2週目 架空アプリの仕様を読み、テストケースを作る → バグ報告例を3つ書く

QAはここで差がつく

「バグです」ではなく、再現手順・期待結果・実際結果・環境が揃っているか。

インフラ

最短ゴール Linuxの基本操作とネットワークの用語を説明できる
1週目 Linux操作(cd/ls/cat/grep/権限)+ログを見る感覚
2週目 ネットワーク基礎(IP/DNS/HTTP)+クラウドで触ってメモを残す

強い一言

「分からない時にどのログを見るか」「切り分けの順番」を語れると一気に評価が上がります。

ITサポート / 社内SE

最短ゴール 問い合わせ対応の切り分け手順を説明できる
1週目 PC/ネットワークの基礎(Wi-Fi/IP/再起動の意味)を理解
2週目 トラブル事例を10個集め、原因→確認→対処の順でメモ化

面接で刺さる型

「焦らずに再現→切り分け→優先度判断→対処」この順番が言えると強い。

Webデザイナー

最短ゴール 作品3つ+“目的に合わせた設計意図”を説明できる
1週目 デザインの基本(余白/整列/コントラスト)+Figma操作
2週目 バナー2点+LP1点を作る → ターゲットと意図を文章化

避けたい落とし穴

作品の数を増やすより、意図を説明できる作品のほうが評価されます。

勉強の沼を避ける:やってはいけない3つ

  • チュートリアル巡回:見るだけで満足し、成果物が残らない
  • 言語ガチャ:次々に手を出して、結局どれも浅い
  • 資格だけ先行:現場で使うイメージがないまま暗記になる

回避策は一つ

毎週、「見せられる成果」を増やす。作品・メモ・改善ログ・README…形が残れば迷いは消えます。

質問と回答:一番多い悩みをここで潰す

結局、職種が決められない…どうすれば?

迷いが長引く人は、決める基準が「向いてるかどうか」になりがちです。

おすすめは、「続けられるか」と「入口があるか」で仮決めすること。

仮決めして2週間動けば、合う合わないが現実ベースで見えてきます。

毎日まとまった時間が取れない場合は?

時間が少ない人ほど、学習を分解します。

  • 10分:用語の整理(メモ)
  • 10分:手を動かす(小さく)
  • 10分:成果を残す(README/改善ログ)

合計30分でも、成果が積み上がる形にできます。

どのレベルになったら応募していい?

目安はこれです。

  • 職種が仮で決まっている
  • 説明できる成果物が1つある
  • 学習の進め方(再現性)を語れる

この3つが揃ったら、応募しながら整えるほうが早いです。

まとめ

  • 迷いを止めるには、職種を“仮決め”して学習範囲を固定する
  • 最短で評価されるのは、知識量より「成果物+説明力」
  • 2週間で形にして、応募しながら精度を上げる

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