

未経験でIT転職を目指すとき、最初に詰まるのがこれです。
「結局、何を勉強すればいいの?」
調べれば調べるほど、言語・フレームワーク・資格・スクール…選択肢が増えて、逆に動けなくなる。
結論
迷いを止めるコツは、職種を“仮決め”して学習範囲を固定することです。完璧に決めなくてOK。まずは「最短で評価される形」まで一直線に作ります。
学習は「知識を増やす」より、採用側が安心できる材料を揃えるゲームです。
ここが重要
「何を勉強するか」が先だと必ず発散します。職種 → 成果物 → 学習の順にすると、やることが勝手に絞れます。
まずは一覧で全体像を掴んでください。あなたは、いま最短でどれを狙うか。
| 職種(入口) | 最短で評価されるもの | 最初に学ぶこと(固定) |
|---|---|---|
| フロントエンド(Web系) | 動くWebページ+改善ログ | HTML / CSS / JavaScript + GitHub |
| バックエンド(Web系) | 小さなAPI+DB連携の説明 | Python or Java + SQL + HTTPの基礎 |
| QA(テスト) | テスト観点・バグ報告の質 | テスト設計の基礎 + 仕様理解 + 報告テンプレ |
| インフラ | Linux操作+ネットワーク説明 | Linux基礎 + ネットワーク基礎 + クラウド触る |
| ITサポート / 社内SE | 切り分け力(再現・原因・対処) | PC/ネットワーク基礎 + 問題切り分け + 文章力 |
| Webデザイナー | 作品+意図説明(目的→設計) | デザイン基礎 + Figma + バナー/LPの型 |
迷ったらこう決める
職種が違っても、未経験が評価される土台は共通です。
ここを薄くでも押さえると、学習が“点”ではなく“線”になります。
コツ
基礎を完璧に理解してから次へ…は不要です。「使いながら理解」で十分。未経験の段階では、深さより一貫性が刺さります。
「やること」をさらに具体化します。2週間で“語れる形”まで持っていきます。
| 最短ゴール | 簡単なWebページを公開し、改善点を3つ説明できる |
|---|---|
| 1週目 | HTML/CSSで1ページ作る → GitHubに置く |
| 2週目 | JavaScriptで1機能追加(フォーム/タブ/検索など)→ 改善ログを書く |
評価される言い方
「作りました」より「使いやすさのために○○を改善しました」が強い。
| 最短ゴール | 小さなAPIを作り、DBと繋がる流れを説明できる |
|---|---|
| 1週目 | 言語を1つに固定(Python/Javaなど)→ APIの基礎を触る |
| 2週目 | SQLで簡単なCRUD → APIから呼ぶ → READMEに手順を書く |
迷い止め
言語は「将来性」より続けられる一本でOK。一本に固定した人から強くなります。
| 最短ゴール | テスト観点とバグ報告を“テンプレ化”して提出できる |
|---|---|
| 1週目 | テストの種類(単体/結合/受入)と観点(正常/異常/境界)を理解 |
| 2週目 | 架空アプリの仕様を読み、テストケースを作る → バグ報告例を3つ書く |
QAはここで差がつく
「バグです」ではなく、再現手順・期待結果・実際結果・環境が揃っているか。
| 最短ゴール | Linuxの基本操作とネットワークの用語を説明できる |
|---|---|
| 1週目 | Linux操作(cd/ls/cat/grep/権限)+ログを見る感覚 |
| 2週目 | ネットワーク基礎(IP/DNS/HTTP)+クラウドで触ってメモを残す |
強い一言
「分からない時にどのログを見るか」「切り分けの順番」を語れると一気に評価が上がります。
| 最短ゴール | 問い合わせ対応の切り分け手順を説明できる |
|---|---|
| 1週目 | PC/ネットワークの基礎(Wi-Fi/IP/再起動の意味)を理解 |
| 2週目 | トラブル事例を10個集め、原因→確認→対処の順でメモ化 |
面接で刺さる型
「焦らずに再現→切り分け→優先度判断→対処」この順番が言えると強い。
| 最短ゴール | 作品3つ+“目的に合わせた設計意図”を説明できる |
|---|---|
| 1週目 | デザインの基本(余白/整列/コントラスト)+Figma操作 |
| 2週目 | バナー2点+LP1点を作る → ターゲットと意図を文章化 |
避けたい落とし穴
作品の数を増やすより、意図を説明できる作品のほうが評価されます。
回避策は一つ
毎週、「見せられる成果」を増やす。作品・メモ・改善ログ・README…形が残れば迷いは消えます。
迷いが長引く人は、決める基準が「向いてるかどうか」になりがちです。
おすすめは、「続けられるか」と「入口があるか」で仮決めすること。
仮決めして2週間動けば、合う合わないが現実ベースで見えてきます。
時間が少ない人ほど、学習を分解します。
合計30分でも、成果が積み上がる形にできます。
目安はこれです。
この3つが揃ったら、応募しながら整えるほうが早いです。
まとめ