

公務員から未経験ITへ転職したい。
ただ、面接で一番詰まりやすいのがここです。
「なんで民間?」「なんでIT?」「長く続くの?」
結論から言うと、公務員経験は未経験ITで十分評価されます。
ただし、勝ち筋は“熱意”ではなく、
公務員の仕事を「運用・調整・文書化」のスキルとして変換して見せることです。
未経験ITの入口(サポート・運用・情シス補助など)で重要なのは、派手な技術より止めない運用です。
公務員は、まさに「止めない」ための仕事をしています。
重要:未経験採用で見られるのは「今の技術」より、
現場で崩れずに回して伸びるかです。
公務員経験は、その土台を証明しやすいです。
結論
公務員→ITは、動機を盛るより、
「自分は運用・調整・文書化で成果を出してきた。ITでも同じ構造で貢献できる」に落とすと強いです。
| 公務員でよくある経験 | IT側での評価ポイント(変換) |
|---|---|
| 規程・要領に沿った処理 | 運用手順、コンプライアンス、品質安定 |
| 申請・審査・照会対応 | 一次切り分け、要件整理、判断基準の適用 |
| 文書作成・記録 | ドキュメント化、ナレッジ、引き継ぎ |
| 関係機関・住民対応 | ステークホルダー調整、認識合わせ、説明 |
| 監査・内部統制・情報管理 | セキュリティ意識、リスク管理、ルール運用 |
| 業務改善(手順見直し) | 改善、標準化、手戻り削減 |
コツ:「行政の仕事」を“運用設計と品質管理”として語り直すと、ITに直結します。
答えが1つでも出れば十分
未経験ITで強いのは、派手な成果より「仕組みで安定させた話」です。
書類は、この型でまとめると強くなります。
再現性エピソードの型
課題(混乱/手戻り/属人化)→ 行動(手順化/文書化/調整)→ 結果(安定化)→ 学び(次も同じようにできる理由)
| 弱い例 | 強い例(IT向け) |
|---|---|
| 窓口対応を担当 | 照会内容を分類し、必要確認事項を質問テンプレ化。判断基準を文書化して共有し、対応のブレと手戻りを減らして運用を安定化 |
| 文書作成 | 手続きの根拠・経緯・判断点をドキュメント化して引き継ぎ可能に。監査・問い合わせ時の確認コストを削減 |
| 関係機関調整 | 利害と論点を整理し、判断点を明確化して合意形成。期限と役割を固定し、遅延を防ぐ段取りを作った |
ポイント:数字がなくても「安定化」が言えれば強いです。
例:手戻りが減った/判断が早くなった/引き継ぎが楽になった/認識ズレが減った。
公務員→ITで詰まりやすいのは「なぜIT?」です。
ここは感情ではなく、仕事の構造で話すのが一番強いです。
面接テンプレ(90秒)
行政では、規程に沿って業務を安定稼働させるために、情報を整理し、関係者と認識を合わせ、文書化して引き継げる形に整えることを重視してきました。
特に(課題)に対して(手順化/文書化/調整)を行い、(安定化した変化)を作りました。
この経験から、運用を止めずに改善し続ける働き方が自分の強みだと理解しました。
ITでも、運用・サポート・情シスなどで同じ進め方を活かし、現在は(学習内容)を継続して(進捗/成果物)まで進めています。
| 入口の方向 | 刺さるポイント |
|---|---|
| 社内IT/情シス補助 | 運用手順、調整、文書化、情報管理 |
| ITサポート/ヘルプデスク | 一次切り分け、記録、規程運用、説明 |
| IT運用/監視 | 手順対応、例外処理、エスカレーション |
| PMO/事務(IT寄り) | 調整、進捗、資料整備、合意形成 |
ここが強い理由
「ルールで回す」「記録で残す」「調整で進める」が、そのまま評価されやすい入口だからです。
| 期間 | やること | ゴール |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 棚卸し(5質問)→再現性エピソード2つ作る | 書類の核が完成 |
| 4〜7日目 | 職務経歴書に反映→面接90秒テンプレ固定 | 説明が詰まらない |
| 8〜14日目 | 入口職種を絞って応募開始(反応で微調整) | 通過率を上げる |
公務員から未経験ITは、才能勝負ではなく変換と言語化で決まります。
「公務員だから不利」ではなく、「運用を回してきた」へ変えるだけで面接の空気が変わります。