

営業から未経験ITに行きたい。
でも、こう思いがちです。
「営業ってITと関係ある?」「売る仕事しかしてない…」
結論から言うと、営業経験は未経験ITで評価されます。
ただし、勝ち筋は“成績”ではありません。
営業で培った「課題を解く力」を、ITの言葉に翻訳できるかで決まります。
ITの仕事は「作る」だけでなく、実際には相手の困りごとを整理して、関係者と合意して、改善を回す場面が多いです。
営業の強みはここに刺さります。
重要:未経験採用で見られるのは「伸び方」と「現場での動き方」です。
営業は、その“動き方”を証明しやすい職種です。
結論
営業→ITは「売った話」ではなく、どう課題を扱い、どう改善したかに寄せた瞬間に強くなります。
| 営業でよくある経験 | IT側での評価ポイント(変換) |
|---|---|
| 顧客の要望を聞く | 要件整理、前提確認、期待値合わせ |
| 提案書を作る | ドキュメント化、構造化、分かりやすい説明 |
| 社内調整(開発/事務/上長) | ステークホルダー調整、進捗管理、合意形成 |
| クレーム対応 | 一次切り分け、原因の仮説、再発防止 |
| KPI管理・改善 | PDCA、仮説検証、継続改善 |
コツ:営業の価値は「話せる」ではなく、情報を整理して合意を作るところにあります。
答えが1つでも出れば十分
未経験ITで強いのは、派手な成果より「現場で詰まらず前に進める力」です。
営業経験を強く見せる鉄板はこれです。
再現性エピソードの型
課題(詰まり)→ 行動(整理/調整/検証)→ 結果(変化)→ 学び(次も同じようにできる理由)
| 弱い例 | 強い例(IT向け) |
|---|---|
| 売上◯%達成 | 顧客課題を分類し、ヒアリング項目をテンプレ化。提案の精度を上げ、失注要因を仮説検証で潰して改善を継続 |
| クレーム対応 | 状況を一次切り分けし、関係者の認識を合わせて対応手順を整備。再発防止として運用を見直し、問い合わせの混乱を減らした |
| 社内調整が得意 | 複数部署の利害を整理し、判断点を明確化して合意形成。進捗を見える化し、遅延の兆候を早期に拾って調整した |
ポイント:数字があっても、最後は「どう改善したか」が刺さります。
数字が弱くても、「変化(精度が上がった、手戻りが減った)」が言えれば十分戦えます。
面接テンプレ(90秒)
営業では、相手の要望を整理して提案に落とし、関係者と合意を取って前に進める役割を担ってきました。
特に(課題)に対して(整理/調整/検証)を行い、(変化)を作りました。
この経験から、課題を分解し、合意形成し、改善を回す進め方が自分の強みだと理解しました。
ITの現場でも、要件整理や一次切り分け、ドキュメント化でチームに貢献できると考えています。現在は(学習内容)を継続し、(進捗/成果物)まで進めています。
営業出身は、入口の選び方で一気に通りやすくなります。
| 入口の方向 | 営業経験が活きる点 |
|---|---|
| ITサポート/ヘルプデスク | ヒアリング、一次切り分け、関係者調整、説明力 |
| 社内IT/情シス補助 | 社内調整、運用整備、問い合わせ対応、手順化 |
| QA/テスター | 仮説検証、品質意識、再発防止、報告の型 |
| 導入支援/カスタマーサクセス寄り | オンボーディング、課題整理、提案、継続改善 |
ここが強い理由
「相手の困りごとを整理して前に進める力」が、そのまま評価されやすいからです。
| 期間 | やること | ゴール |
|---|---|---|
| 1〜3日目 | 棚卸し(5質問)→再現性エピソードを2つ作る | 書類の核が完成 |
| 4〜7日目 | 職務経歴書に反映→面接90秒テンプレを固定 | 説明が崩れない |
| 8〜14日目 | 入口職種を絞って応募開始(反応で微調整) | 通過率を上げる |
営業から未経験ITは、才能勝負ではなく言語化と入口選びで決まります。
「売った」より「課題を扱った」に変換して、通る形に整えましょう。