希望年収の答え方|損しない伝え方と、未経験IT転職の相場感の出し方

希望年収の答え方|損しない伝え方と、未経験IT転職の相場感の出し方

希望年収を聞かれたときに損しない答え方を、未経験IT転職向けにテンプレ化。固定額よりレンジ提示が強い理由、根拠の作り方、言い回し例、避けたい答え方までまとめます。

希望年収の答え方|損しない言い方

面接で「希望年収はありますか?」と聞かれると、答えにくいですよね。
低く言いすぎると損しそうだし、高く言うと落ちそう。
未経験IT転職だと特に、相場が分からなくて不安になりがちです。

ただ、希望年収の質問は“値切るため”だけではなく、条件のすり合わせが目的です。
ここで大事なのは、固定額で勝負するより、レンジと根拠で話すこと。
この形にすると、損しにくく、落ちにくくなります。

面接官が希望年収で見ているのは「金額」より3点

  • 相場感があるか(現実的なレンジか)
  • 優先順位が分かるか(年収だけが目的に見えないか)
  • 交渉が破綻しないか(話し合える人か)

つまり、強いのは「いくら欲しい」より「条件をすり合わせできます」の姿勢です。

結論:未経験は「レンジ提示+相談可」がいちばん損しにくい

未経験の場合、固定で言い切るとリスクが上がります。
おすすめは、この形です。

基本テンプレ:
「希望は年収◯◯〜◯◯万円のレンジです。
ただ、仕事内容や成長環境を重視しているため、総合的にご相談できればと思います。」

レンジを出すことで現実的に見えますし、「相談可」を添えると落ちにくくなります。

レンジの作り方:根拠は“相場”と“自分の条件”の2つで十分

根拠がないと、ただの希望に見えます。
根拠は難しく考えず、次の2つでOKです。

根拠 作り方 言い方例
相場 未経験のレンジに合わせる 「未経験の相場感からこの範囲を想定しています」
自分の条件 持っている強みを一言 「前職での◯◯経験を活かせるため」
強みの例(未経験でも言える):
  • 顧客対応(説明・ヒアリング・クレーム対応)
  • 業務の手順化(マニュアル化・改善)
  • 数字管理(売上・在庫・KPI)
  • 学習の継続(制作物・学習記録)

「IT経験がないから根拠がない」ではなく、仕事として役立つ素地を根拠にします。

そのまま使える:希望年収の答え方テンプレ(3パターン)

状況別に使い分けやすい形を用意しました。

①基本:レンジ+相談可(最も無難で強い)

希望としては年収(◯◯〜◯◯)万円のレンジを想定しています。
ただ、仕事内容や成長環境を重視しているため、総合的にご相談できればと思います。

②幅を持たせたい:まずは相場確認(相手に出してもらう)

未経験のため相場を踏まえて検討したいのですが、御社ではこのポジションの想定レンジはございますか。
それを踏まえた上で、総合的にご相談できればと思います。

③現職年収が基準:現状+上げたい理由(言い方を整える)

現職の年収は(◯◯)万円です。転職後は仕事内容と成長環境を重視しつつ、可能であれば(◯◯〜◯◯)万円を希望しています。
ただ、総合的にご相談できればと思います。

避けたい答え方:損しやすいパターン

  • NG:「特に希望はありません」
    理由:交渉材料がなくなり、最初の提示が低くなりやすい
  • NG:いきなり高い固定額を言い切る
    理由:相場感がない印象になりやすい
  • NG:年収だけを強調する
    理由:優先順位が「お金だけ」に見える
未経験の基本は:
「レンジ+相談可」+「仕事内容・成長環境を重視」を添える。これが一番崩れにくいです。

深掘りされた時:年収の話を“条件すり合わせ”に戻す

「なぜその金額?」と聞かれたら、次の2点に戻すと自然です。

  • 「未経験の相場感からこのレンジを想定しています」
  • 「仕事内容と成長環境を重視しているため、総合的にご相談したいです」

ここに戻せば、強く言いすぎず、弱くもならない位置に着地できます。

今日やること:希望年収の回答を“短く固定”して損を防ぐ

  1. 希望年収は固定額ではなくレンジで決める
  2. 根拠を2つ用意(相場+自分の強み)
  3. 「相談可」と「仕事内容重視」を添える
  4. 30秒で言える長さにする

希望年収は、交渉上手な人が得をするというより、答え方を固定した人が損をしにくい質問です。
レンジで提示し、根拠を添えて、条件のすり合わせに戻す。
これで、未経験IT転職でも安心して答えられます。

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