

面接で「希望年収はありますか?」と聞かれると、答えにくいですよね。
低く言いすぎると損しそうだし、高く言うと落ちそう。
未経験IT転職だと特に、相場が分からなくて不安になりがちです。
ただ、希望年収の質問は“値切るため”だけではなく、条件のすり合わせが目的です。
ここで大事なのは、固定額で勝負するより、レンジと根拠で話すこと。
この形にすると、損しにくく、落ちにくくなります。
つまり、強いのは「いくら欲しい」より「条件をすり合わせできます」の姿勢です。
未経験の場合、固定で言い切るとリスクが上がります。
おすすめは、この形です。
レンジを出すことで現実的に見えますし、「相談可」を添えると落ちにくくなります。
根拠がないと、ただの希望に見えます。
根拠は難しく考えず、次の2つでOKです。
| 根拠 | 作り方 | 言い方例 |
|---|---|---|
| 相場 | 未経験のレンジに合わせる | 「未経験の相場感からこの範囲を想定しています」 |
| 自分の条件 | 持っている強みを一言 | 「前職での◯◯経験を活かせるため」 |
「IT経験がないから根拠がない」ではなく、仕事として役立つ素地を根拠にします。
状況別に使い分けやすい形を用意しました。
希望としては年収(◯◯〜◯◯)万円のレンジを想定しています。
ただ、仕事内容や成長環境を重視しているため、総合的にご相談できればと思います。
未経験のため相場を踏まえて検討したいのですが、御社ではこのポジションの想定レンジはございますか。
それを踏まえた上で、総合的にご相談できればと思います。
現職の年収は(◯◯)万円です。転職後は仕事内容と成長環境を重視しつつ、可能であれば(◯◯〜◯◯)万円を希望しています。
ただ、総合的にご相談できればと思います。
「なぜその金額?」と聞かれたら、次の2点に戻すと自然です。
ここに戻せば、強く言いすぎず、弱くもならない位置に着地できます。
希望年収は、交渉上手な人が得をするというより、答え方を固定した人が損をしにくい質問です。
レンジで提示し、根拠を添えて、条件のすり合わせに戻す。
これで、未経験IT転職でも安心して答えられます。